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2024.05.22

Press

MJとデンソーウェーブ、園児見守りのさらなる安全性向上に向けたソリューションを開発、市販開始
   ~園児にビーコン、専用読み取り機で確実に把握し、保育教諭の負担軽減と安全確認を両立~

 株式会社MJ(本社:大阪府大阪市西区土佐堀、取締役社長:藤田 将)と株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、取締役社長:相良隆義)は、この度開発した園児見守りソリューションを学校法人正和学園(東京都町田市山崎町、理事長:齋藤祐善)の運営する正和幼稚園、町田自然幼稚園のこども園2園ほか、系列園すべてに納入しました。

 2022年に起きた送迎バスに園児が置き去りにされた事件を受け、送迎バスへのブザー等安全装置の装備が義務化されて2024年4月で一年が経過し、全国の対象バスほとんどへの取り付けが完了しています。しかし、子どもの置き去りや行方不明といった事故のリスクはいまだ園外保育などのさまざまなシーンに潜んでおり、完全な予防が困難な状況が続いていると受け止めています。そこで当社とデンソーウェーブ社は、保育現場のさらなる見守り強化のために、保育教諭の目視確認をサポートするツールとして電波発信機(以下、ビーコン)と専用読み取り機(以下、ハンディターミナル)を利用した園児見守りソリューションを開発しました。

 MJは保育・教育施設向け子育てテックに豊富な経験があります。またデンソーウェーブ社は、自ら開発したQRコード®を代表とする自動認識関連機器・システムの開発・製造の長きにわたる経験を有しており、両社がそれぞれの知見を持ち寄り、今回のソリューションを開発しています。具体的には、園児の鞄などに取り付けたビーコンが発信し続ける電波をハンディターミナルが受信し、エリア内の検知状況を手元で確認することが可能で、人の目だけに頼らない確実な見守り実施と、保育教諭の負荷軽減に貢献します。また、当ソリューションはビーコンとハンディターミナルのみのシンプルな構成と、利用者の特別な操作を必要としない仕組みで、保育の現場へ簡単に導入いただけます。

 今後はデンソーウェーブ社とともに町田自然幼稚園での運用状況を多くの関係者の方々にお伝えし、当ソリューションの普及に努めていきます。

 MJとデンソーウェーブ社は、持てる技術と知見で、これからも保育・教育分野の安全性・利便性向上に努め、社会の安全向上に貢献していきます

*QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。


<ご参考:ソリューション概要>

鞄にビーコンを取り付けて乗車



園バスでの活用イメージ


<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社MJ 広報部 
電話番号:06-6479-0508
FAX:06-6479-0509
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